2019年05月26日

 風疹予防のための追加的対策が動き始めました


 以前にもこのニュースでお知らせした通り厚労省は近年の風疹の大流行を受け、風疹に関する特定感染症予防指針を改正(平成29年12月一部改正)し、風疹および先天性風疹症候群への対策を行い2020年度までに風疹排除の達成を目指していました。今回は今年2月に発表された追加的対策がこのGW明けの時期にいよいよ具体的に動き始めました。(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/
 その追加的対策のポイントとして3つ挙げられています。特に抗体保有率が低い昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの男性に対し、1)予防接種法に基づく定期接種の対象とし、3年間全国で原則無料で定期接種を実施 2)ワクチンの効率的な活用のため、まずは抗体検査を受けていただくこととし、補正予算等により全国で原則無料で実施 3)事業所検診の機会に抗体検査を受けられるようにすることや、夜間・休日の抗体検査・予防接種の実施に向け、体制を整備となっています。

     厚労省風疹抗体検査.JPG  
          厚労省の啓発ポスターです 

 既にこのGW明けから札幌市では対象となる方(昭和47年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの方)にはクーポン券が送られており、(昭和37年4月2日〜昭和47年4月1日生まれの方は自分でクーポン券を申請しなければなりません。)まずは国の集合契約に参加している医療機関を受診して風疹の抗体検査(血液検査)を受けていただいて、抗体検査が陰性であった場合には指定の医療機関において無料で風疹予防接種を1回受けることができます。(http://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/huusinnotuikatekitaisakunituite.html
当院でもクーポン券を利用した抗体検査と予防接種が可能ですので、対象となる方はこの機会に風疹や先天性風疹症候群から妊婦さんとおなかの赤ちゃんを守ることを是非お考え下さい。

     風疹クーポン.JPG
           実際のクーポンはこの様なものです




posted by 凄腕院長 at 18:40| 日記

2019年04月08日

 今年のシラカバ花粉の飛散開始予測日は4月20日、飛散量は間違いなく少なそうです!


 4月に入ってシラカバ花粉症の初期療法を希望され来院する患者さんが少しずつ増えてきています。またハンノキ花粉の取り込みによって鼻症状や眼症状が酷くなっている方も僅かながら来院されているのですが、今年は例年に比べ盛り上がりに欠ける?様に思います。そこで昨日の日曜日(4月7日)に散歩がてら実際に自分の目で現状を観てきました。もう10年以上前から毎年定点観測していたハンノキやシラカバの樹木が伐採されて無くなっている事もたびたびありますので少し悲しくなります。

 まずはN公園内を観て来ました。ここは森林に囲まれた池のほとりにあるハンノキで写真の様な光景ですので気温も低く雄花の生育も悪いことは間違いないのですが、それにしても雄花の数自体非常に少ないです。これで成るほど合点が行ったのは、今年のハンノキ花粉の飛散量が例年に比べ少ない事です。4月中はずっとこんな感じで花粉量が少なく経過するものと思います。

 西岡公園ハンノキ.JPG 西岡公園のハンノキ.JPG
  N公園内の池のほとりに生えているハンノキ          ハンノキの雄花です

 そして帰りしなに割りと自宅に近い場所の河川敷に生育している毎年観ているシラカバの木を眺めるとこれもやはり雄花が非常に少なく、枝によりばらつきはあるものの例年の半分もないかと言う状態でした。現在の雄花の状態はこんな感じでまだまだチビっ子です。今シーズンの花粉飛散量は間違いなく少なそう!

 西岡のシラカバ.JPG 西岡シラカバ2.JPG
      自宅近くの川沿いのシラカバの樹        雄花はまだこんなにチビっ子です

 ちなみに道立衛生研究所による4月1日時点での予測では飛散開始日が4月20日(例年4月27日)と1週間程早く、飛散量も少ないとの予想です。(http://www.iph.pref.hokkaido.jp/pollen/p_files/yosoku.htm
しかし花粉が少ないからといって症状が出ないわけではありませんので花粉症のある方は充分ご注意下さい。例年ゴールデンウィーク中には飛散のピークが来ます!当院は4月30日と5月2日には診療しております。



posted by 凄腕院長 at 19:46| 日記

2019年03月14日

 札幌ではハンノキ花粉が飛び始めました! 


 北海道立衛生研究所の発表によると先週末の3月9日頃から札幌でハンノキ花粉が観測された様です。今週初めの10日(日曜日)には気温10度を超える予想でしたので、私自身もその頃が飛散開始かもしれないと考えていたのですがまさにその通りでした。と言うのもここ数年にわたって定点観察しているハンノキの群生地、厚別競技場近くの某公園を先週3/7(木)に見に行きハンノキの雄花を観察した限りでは開花まで数日以内と予測していたわけです。その後本日(3/14)にも再び見に行ったところでは雄花がまだ硬く充分には開花していない様子でした。

  1ハンノキ.JPG
           3月14日のハンノキの様子です

 我がクリニックにも先週当たりから鼻炎もしくは鼻風邪?の症状で受診する方が多く見えられます。寒暖差(この時期の暖かくなったり雪が降ったりの気候)、春先の車粉等の埃っぽさ、先日報道を賑わせたPM2.5の飛来等様々な要素があるかとは考えていますが医学的根拠は不明です。
 TV等で盛んに報道されている様にただ今本州ではスギ花粉飛散のピークを迎えており、今年はかなりの多量とのこと。ご存知の様に北海道では花粉症と言えば「シラカバ花粉症」の患者さんが最も多く「ハンノキ」はシラカバと同じカバノキ科ですので共通の抗原がありシラカバ花粉症の患者さんはハンノキ花粉を取り込むことで症状悪化の恐れがあります!花粉症に対しては「初期療法」が大事で、症状が酷くなる前に薬物療法(抗アレルギー薬の内服、ステロイド点鼻薬、抗アレ剤点眼薬など)を開始することが快適にシーズンを過ごすコツと言えます。花粉症の皆様はご留意下さい。なお道立衛生研究所の予想でも今年のシラカバ花粉飛散量は例年より少ないとのことです。


posted by 凄腕院長 at 20:51| 日記