札幌市保健所は11月4日、第43週に定点医療機関当たりの報告数が流行開始の目安となる1.00となったことを発表しました。
札幌市感染症情報より(http://www.city.sapporo.jp/eiken/infect/trend/graph/l501.html)
全国的に見ると沖縄県では警報レベルの10人を超え次いで福井県、岩手県などでも流行開始と見られ同時期としては過去7シーズンで最も報告数が多く昨シーズンと比べて8週も早いペースで経過しています。
日経メディカルより(http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/special/flu/topics/201611/548932.html)
国立感染症研究所のインフルエンザウイルス分離検出状況によると、流行しているインフルエンザウイルスのタイプは、H3N2亜型(A香港型)が主流で次いでH1N1pdm亜型となっています。なお茨城県から40週にH1N1pdm09の検出されたインフルエンザ脳症例が報告されており、今シーズンの注意が必要です。
インフルエンザワクチンをまだ接種していない方はお急ぎ下さい。