12月13日の札幌市衛生研究所の発表によると第49週にインフルエンザの定点当たり患者報告数は31.39人となり警報が発令されました。また北海道全体では25.11人となっており留萌、浦河など9保健所管内で警報レベル、帯広、岩見沢など17保健所管内で注意報レベルとなっています。当院でも先週末に(12月14日)インフルエンザ患者さんが激増しスタッフ共々驚きました。
また日経メディカルOnlineによると第49週に全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者数は4万7200人となり、定点当たり9.52と急増した様です。都道府県別では北海道が最多であり、このままだと年末年始に流行のピークが来る事態も充分考えられます。救急外来や休日診療当番にインフルエンザ患者が殺到し溢れかえることが懸念されますので、医療者側も患者さん側も今からの備えが必要ではないでしょうか。