道立衛生研究所によると(https://www.iph.pref.hokkaido.jp/pollen/pollen_info.html)
以前に当HPで予想していた通りに、札幌では2月下旬頃から例年より早めにハンノキ花粉が飛散しています。当クリニックでもここ1〜2週間のうちにシラカバ花粉症と診断のついている毎年症状の出る方で、既にハンノキ花粉によってアレルギー性鼻炎症状の出てしまった方が多数お見えになりました。中には今年初めて発症したのではと思われる方も少数ながらいらっしゃいます。3月に入って先週末から一気に気温が上がり雪解けも進んでおり、今後も天気の良い日には特にシラカバ花粉症で毎年症状の出る方は花粉の暴露に充分ご注意下さい。
これも以前当HP上で述べた様に今シーズンのシラカバ花粉は例年より多く飛散することが予測されており、しかも例年より飛散開始が早まる可能性があります。4月の天候次第では4月前半や中旬頃の飛散もあるかもしれません。つらい鼻水、くしゃみ、鼻つまりによる不眠などの症状がなるべく酷くならない様にするには、まだまだ認知度が低い「初期療法」が重要です。症状が酷くなってしまってから慌てて薬物療法を始めるよりも事前に手を打っておきましょう。
ここでおさらいですが「初期療法」とは「鼻アレルギー診療ガイドライン」によると、具体的には第2世代抗ヒスタミン薬(最もよく使用される薬剤でアレグラ









